石油ストーブの芯交換に挑戦!
冬季の災害時に灯油ストーブは必要!
私は能登半島に在住なのですが、令和6年の大震災で被災し、寒冷時に電力を使わない石油ストーブの必要性をしみじみと実感しました。
俗称でダルマストーブとか呼ばれていますが、正式名称は「対流形石油ストーブ」というんでしょうか・・
なにはともあれ、下部のタンクの灯油に芯を浸して、それに点火する・・という原始的な方式なので、芯さえちゃんとしていれば長期にわたって使用できますので、一家に一台は備えておくとイザというときに暖が取れます。長時間寒さに耐えるのはツライですし、ヤカンをかけておけばお湯も沸かせます。
新規購入でも2万円ほどと、そんなに高額なものでもないので、保管場所さえ確保できれば一台あると安心です。
灯油ストーブの芯の耐用年数は3~5年!
さて、我が家には父親が購入した灯油ストーブが数台あるのですが、何十年も使いっぱなしのため、炎が不安定だし、異臭もするし・・ということで、芯の交換を決意した次第です。
そもそも、灯油ストーブの芯は3~5年で交換推奨とのことです。(トヨトミHPより)
しかし、我が家のストーブは会社自体がなくなってしまったサンヨー製!品番はOHC-43C。
当然、消耗品である替え芯の配給はありませんが、内径などが合うものがあれば復活できるかも?
ということで、さっそく挑戦です!
使いっぱなしのため、汚れやサビは相応にありますが、ネット情報によると、芯の流用もできるし、ドライバー一本で分解・組み立てできるとのことです。
灯油ストーブ、分解開始!
天板は取っ手を差し込むことで固定されているので、外に開いて取り外します。
金網は+ネジで止められているので、外すと芯が露出します。(このストーブはM4ネジでした)
それにしても、すごいホコリ・・💦
各ツマミはささっているだけなので、引っこ抜きます。パネルは爪で止めてあるだけです。
この筒も+ネジで止まっています
この部品は蝶ネジで止まっているだけなので、手で外せます
替え芯を装着!
我が家のサンヨーOHC-43Cにはコロナ社のSL-221の芯が流用できるとの情報を得ましたので、さっそく入手!
芯はこのホルダー(?)に固定、三つの部品により上下できるようになっていました。
しかし、ここで問題が・・💦
このサンヨーの機種には必要のないでっぱりがついていて装着できません!
裏から爪で固定してあったので、ペンチで起こして取り外しました。
おそらくそのままでもよいかとは思いましたが、長かったのでカットして装着!
そして完成!
元通りに装着・・
そして、試運転・・
無事にオーバーホール成功のようです!
最後に・・
今回は、当家に転がっていたストーブを修理してみましたが、替え芯さえ手配できれば、特別な工具もいらないし、さほど難しい作業ではありませんでした。
今回の地震では、長期間の断水に加えて停電があり、やはり日ごろからの備えが大事だと思い知りました。
本当に寒い中で重ね着だけで過ごすのは大変ですので、もしもの時のために一家に一台は灯油ストーブを整備しておいてはいかがでしょうか。
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