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マイギター列伝⑦ ’97 ラリヴィー C-03

ギター

マイギター列伝⑦ ’97 ラリヴィー C-03

ラリヴィー C-03

ラリヴィー C-03

ラリヴィー(Rarrivee)とは

ラリヴィーとは

ラリヴィー(Rarrivee)社はカナダのギターブランドで、1970年代にジャン・ラリヴィー氏が創業した新興メーカーのひとつです。ジャン・ラリヴィー氏は職人を育てるのがうまいのか、その工房からは、リンダ・マンザーやグリッド・ラスキン、川上祐介氏など数多くの有名個人製作家がこの工房から独立しました。
マーチンやギブソンといったアメリカンギターの伝統に縛られない別路線の新しい設計、グレードの高い木材の使用、また奥様であるウェンディ・ラリヴィーさんの美しい貝のインレイが特徴で、たちまち人気を獲得しました。
2000年代に入ると規模を拡大し、現在は主にカリフォルニアで生産されています。1990年代にフィンガーピッキング(ソロギター)ブームが起きた時にはフィンガーピッカー御用達のブランドとして日本でも人気を集めました。
巨匠、中川イサト氏が昔使用しておりました・・
ミスチルの桜井氏も使用アーティストみたいです。

ラリヴィーのブレーシング

シンメトリカル・パラボリックXブレーシング

シンメトリカル・パラボリックXブレーシング

なんといってもラリヴィーの特徴は、外観だけでなく内部構造が独特なことです。
普通のアコギはXブレーシングの下に斜めにトーンバーがあるのですが、それを斜めにせずに平行に設置してあります。
また、木材大国カナダの地の利をいかして木材の卸業も営んでおり、下位グレードのものでも良質な木材を使用していることも有名です。(マーティンなどの有名メーカーも一部ラリヴィーから仕入れているとか・・)
その音は、あまり大きく鳴る・・とかではなく、繊細な音がいたします。
ま、私はただ単にそのカッタウェイが入っててカッコよかったという、ただそれだけで買ってしまったのですが・・

ラリヴィーラベル

ラリヴィーラベル

ラリヴィーは90年代までのカナダ時代までがよかったといわれており、現在は正規代理店もなくなったようで、在庫品か中古しか流通していないようです。

Spec

・トップ:シダー単板
・バック&サイド:ローズウッド単板
・ネック:マホガニー
・フィンガーボード:エボニー
・ネック幅:44mm
・チューニングペグ:シャーラー
・ブリッジ:エボニー
・弦長:450mm
・フィニッシュ:ウレタンマットフィニッシュ

それではラリヴィーのサウンドを・・

ラリヴィーC-10でしょうか、めちゃくちゃ上手い!

私のラリヴィーは・・

このC-03は当時総単板としては安価に設定されたモデルらしいのですが、確かに装飾は簡素で塗装もマットフィニッシュでコストダウンされています。しかし、ネックは継ぎのない一本ものだし、なかなかのギターだと思います。まだ90年代は木材があったのでしょうか・・
しかも、ほとんど市場で見ることがなく、カリフォルニア工場になってからは特徴的なフローレンタインカッタウェイも限定モデルでしか見られなくなってしまいました。
実は、縁があって後に最高峰モデルのC-10も手元に来ることになるのですが、あちらは本当に繊細な澄んだ音ですが、コチラはシダートップということもあってか優しい音色がいたします。
このマイナーなメーカーの、しかもCシリーズをフィンガーピッカーでもないのに手元にくるとは、ラリヴィーさんには不思議なご縁を感じます。

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